ブラジルは予選で2勝1敗として本大会出場を果たしたが、投打ともにメジャーリーガーはいない。日系人が多く、監督はヤクルトでプレーした松元ユウイチ、投の中心は西武で投げているボー・タカハシ、打の中心はメキシカンリーグでプレーするレジナット。日体大でプレーする内野手の西山チアゴも選ばれている。

 アメリカが突出している。2位はメキシコとイタリアの争いだろう。今大会のメキシコは投がかなり弱いので、イタリアにも可能性があるのではないか?

プールC、日本の1位通過は固いか

【プールC】:3月5日~10日、東京ドームで行われる

 日本は過去最多の7人(大谷翔平を投打2人でカウントしている)のメジャーリーガーが参戦している。そして残りはMLB以外では最もレベルの高いNPBの選手だ。1位通過はほぼ間違いないだろう。

日本代表の山本由伸。MLBオープン戦では実戦登板をこなしている(写真:AP/アフロ)

 オーストラリアは自国のウィンターリーグの選手が中心だが、中日でプレーしたニルソン(当時はディンゴ)監督のもと日本戦は1-4、1-7と大敗はしていない。外野手のティム・ケネリーはこれで5回目のWBC、試合に出ればベネズエラのミゲル・カブレラと並ぶ最多タイになる。

 日本の最大のライバル韓国は3大会連続で一次ラウンドで敗退している。今回は、カージナルスの救援投手、ライリー・オブライエンが出場を表明していたが故障で辞退。投手のメジャーリーガーはDダニングだけ、野手でMLBのレギュラー級はジャイアンツの李政厚だけだ。38歳の元メジャー投手柳賢振も選ばれるなど、新鮮味に乏しい。

 近年、ヨーロッパでめきめき実力をアップしているのがチェコだ。2大会連続の出場。昨年はフルプが巨人入団。チェコ史上初めてNPB選手となった。メジャーリーガーはオリオールズのバブラだけ、実力的には厳しいが、成長途上のチームだ。