今回のWBCの第1ラウンドは、プールA、プールB、プールC、プールDの4つのグループ各5チーム(国)でリーグ戦を行い、上位2チームがトーナメント形式の決勝ラウンドに進む。以上のことを踏まえて、各プールごとに各国の戦力比較を試みよう。
国名の下の数字は、野球の世界統括団体であるWBSC(世界野球ソフトボール連盟)による最新の世界ランキングだ。
なお、このデータは2月20日時点であり、各国のロースターは日々入れ替えが起こっているために、今後も陣容は変化すると考えられる。
強豪プエルトリコ、MLBのスター選手が参加不可で戦力ダウンか
【プールA】:3月6日~11日まで、プエルトリコのヒラム・ビソーンスタジアムで行われる

プエルトリコは過去の実績から、日本、アメリカ、ドミニカ共和国とならぶ「ビッグ4」と言ってもよい強豪だが、今回はフランシスコ・リンドーア、カルロス・コレア、ホセ・ベリオスなどスター選手が保険の対象外となり出場できないため、戦力はダウンしている。MLB含有率は66.7%と高いが、WARは6.8。監督は名捕手ぞろいの「モリーナ3兄弟」の末弟、ヤディエル・モリーナだ。
プエルトリコ代表のメンバーに選ばれたエドウィン・ディアス。MLBを代表する“大守護神”は今季からドジャースでプレーする(写真:Creative 2/アフロ)
キューバはかつてはアマ野球世界一を誇ったが、MLBへの亡命者が多く、昔の面影はない。主力は巨人のライデル・マルティネス、ソフトバンクのリヴァン・モイネロの2投手。野手には引退した元ソフトバンクのデスパイネもいる。