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 電撃的な解散により、2月8日に投開票を控える衆院選。自民党と日本維新の会が連立を組んで初めての選挙となります。短期決戦となるなか、新たに「中道改革連合」が結成され、与野党の構図はどうなるのか。そして、日本の「右翼」と「保守」の違いとは。右傾化する世界で、日本の保守勢力はどこへ向かうのでしょうか。

 日本の保守層の動向に詳しい作家・評論家の古谷経衡氏に、ドイツ出身で日本を拠点に活動するマライ・メントライン氏が話を聞きました。2回に分けてお届けします。

>>後編:【どうなる衆院選】参政党だけじゃない、バズりが政治を動かす危険…SNS選挙と解散常態化で日本はヤバイ国に

※JBpressのYouTube番組「マライ・メントラインの世界はどうなる」での対談内容の一部を書き起こしたものです。詳細はYouTubeでご覧ください。

(収録日:2026年1月30日)

超短期決戦の衆院選、注目は野党の議席数

マライ・メントライン氏(以下、敬称略):2月8日に控える衆院選では、何に注目されていますか。

古谷経衡氏(以下、敬称略):まず留意すべきなのは、準備期間が非常に短い選挙だという点です。こうした混乱の中で行われる選挙では、自民党と維新がどれだけ議席を獲得するかが焦点になりますが、私が注目しているのは野党の動きです。

街頭演説する中道改革連合の斎藤共同代表(左)と野田共同代表(右)(写真:ロイター/アフロ)

 急いで結成された中道改革連合だけでなく、国民民主党、日本共産党、れいわ新選組、社会民主党、日本保守党、とりわけ参政党など、各野党勢力がどれだけ議席を増やすのか、あるいは減らすのか。そこが今回の見どころだと思います。

 準備期間が短いほど現職に有利になるため、自民党と維新で233議席はおそらくクリアする可能性は高いと思いますが、それ以上に野党の動向が選挙の結果を左右するポイントになるでしょう。