湯島で12歳のタイ人少女が人身売買、全国に「中華マンション」
安田:日本では湯島(東京都文京区)の個室マッサージ店で、当時12歳の少女が性的サービスをさせられていた件が話題になりました。
泰:日本には「中華マンション」と呼ばれる違法売春の拠点が、ウェブサイト上でも400カ所程度あるとされます。
こうした拠点で働く女性の供給ルートとして指摘されているのが、SNS上の勧誘です。タイ側のFacebookには「マッサージ師募集」のコミュニティがありますが、よく読むとあり得ない給与額が書かれており、正規の求人とは言い難い内容になっています。
実際、応募した少女によれば、17歳でも紹介してくれたと話していました。10歳前後はあまり聞きませんが、15歳前後なら十分あり得ると思います。
安田:日本の未成年を巡っては、東京・新宿歌舞伎町の新宿東宝ビル周辺(通称:トー横)に集まる若者たち「トー横キッズ」にも取材をしたことがあります。ここでも未成年者に対する買春行為が当たり前にある世界のようです。インバウンドで日本に来た外国人が、「たちんぼ」の未成年に声を掛けて……という。一部のインバウンド客の間では有名です。
泰:日本では、児童買春に対する処罰はありますが、それ以外は買春する側に対して処罰がなく、性搾取の構造が長年放置されてきました。高市首相は25年11月の衆院予算委員会で、「買う側」の罰則の具体的な検討を進めるよう指示していますが、日本社会ももっと変わっていかなければいけないと思います。
今SNSを見ても、多くの日本人が問題意識を持っています。人権意識の高まりやSNSによって世間の関心が高まれば政治も動き、社会も変わっていきます。引き続き、この問題に関心を持ち続け、問題視していくことが大事だと思います。
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