それでもかれらが度し難いのは、自分たちは「リベラル」で、あくまでも正しいと思っていることである。
わたしもかつては、長年、「リベラル」を自負していたことがある。それで自民党好きの父親をバカにし、自分は公平で正しいと思っていた。
しかしわたしの「リベラル」は世間の「リベラル」とちょっと違うなと思っていた。なんでもかんでも人権を、金科玉条のように振り回す連中が好きではなかった。ポリコレもただの形式論理だと気づいた。
いまでは(というより元々?)高橋洋一や門田隆将や澁谷司に共感する保守現実派である。改憲して自衛隊を「軍」と明記せよ、原潜くらい2、3隻もっていい、と思っている。
テレビに危機感はあるのか
わたしはいまではほとんどテレビを見なくなった。
テレビはもういらない。
オールドメディアと揶揄されても、百年一日のごとく、まるで変わらないテレビ。
いったい危機感があるのか、ないのか。
政治においては、あきらかにネットに影響力を奪われているが、しかし、腐ってもテレビである。いまだに影響力は強い。とくに女性と高齢者が騙されやすい。
地方はいまでもテレビがやってくるというと、大騒ぎであろう。
NHKののど自慢、出川哲郎のバイク旅、テレ朝の旅サラダなど朝っぱらから中継準備のために舞い上がっているのだろう。
しかし12月22日に、毎日新聞の年内最後の世論調査が発表された。高市内閣の支持率は67%である(読売は73%、日経は75%)。
これを毎日は見出しで「支持横ばい」と書いて、けっして高支持率維持とは書かない。なんとしてでも、高市内閣の人気を低く見せたいのだ。
反高市報道をする観念左翼のマスコミは、国民を誘導しようと必死である。
だが中国が連発する虚偽妄言や、それに迎合する国内野党やマスコミのいじましい攻勢にかかわらず、国民は、国民のことを本気で考えているのは積極財政・保守現実派だとわかっているのだ。
いままで財務省や左翼マスコミに簡単に騙されていた年寄りたちも、いまや少なからず覚醒しているのである。