記者の根性の違いを見せつけられるインタビュー動画

 その好例があるのだ。この23分のYouTube動画を見ていただきたい。

[中国反応] アルジャジーラ記者と中国経済高官のインタビュー、全世界が衝撃を受けた理由

 インタビュワーはアルジャジーラのジャーナリストいうだけで名前は不明だが、日本のへなちょこ記者、アナウンサー、コメンテーター、役人とは根性がちがうのである。

 さらに関心のある方は、その他の参考動画2本をご覧いただきたい。

[中国の反応] 中国高官インタビューで露呈した、本当の中国の姿
駐英中国大使、BBC番組でウイグル人の強制収容否定 ビデオを見せられ

 かれら嘘をつく人間や国は、確たる証拠がなければ、なんとでも言い逃れができる、と高をくくっている。

 けれど、相手の非を衝くこういう指摘は、なにがしかの影響を与えるものである。

 いくら経済大国や軍事大国になっても、中国は国際社会とまともな議論ができず、いつまでたっても政治・外交では後進国である。

 日本映画の中止や日本人アーティストの公演中止に対しては、中国国内にも不満が高まっているようである。共産党批判のSNS削除に躍起らしい。

 共産党が一番恐れているのは、共産党批判の高まりである。

 ここ1カ月の「日中関係は悪化している」と、日本の反高市マスコミや野党はいうが、自然に悪化しているわけではない。悪化させている責任はすべて中国にある。日本がその責任に問われる筋合いはまったくないのである。

 中国は一歩も引かないだろうが、日本は世界に向けて、淡々と事実を提示しつづければいい。