トライアウトリーグには世界各地から参加

 室内練習場でのオリエンテーションは30分に及んだ。鷲崎氏は、これから1カ月、アドバンスリーグに参加する選手に提供する「メニュー」を一通り丁寧に説明した。

 配布されたトライアウトリーグの選手リストを見ると選手は、日本24人、アメリカ21人、カナダ3人、オランダ2人、ベトナム、台湾、パナマ、ペルー、ポーランド、グアムと国籍は10の国・地域に及ぶ。2つの国籍を持つ選手もいる。

 彼らはストリングス、ブレイズ、ロックスと3つのチームに分かれて全21試合のリーグ戦を戦うのだ。

始球式をする斉藤和巳氏(筆者撮影)
トライアウトリーグの試合(筆者撮影)

 オリエンテーションの後は、さっそく「レベルアッププログラム」が始まり、アナリストの星野健太郎氏が、弾道計測器「トラックマン」やバットスピードを計測する「ブラスト」などの使い方、データの見方について話した。

レベルアッププログラムの様子(筆者撮影)