ゼレンスキー氏「武器の40%は国内で製造されている」
「ウクライナは兵器生産の現地化に賭けているがウクライナの戦争努力が自立的に継続できる見通しは暗い。ドローンや電子戦における前線での即興的な対応はロシアにおける戦車、迫撃砲、ミサイル、地雷の生産量を上回るには至っていない」(ポスト氏)
ウクライナ軍は依然として西側諸国の長距離ミサイルや精密防空システムを必要としている。ゼレンスキー氏は「ウクライナの武器の40%は国内で製造されている。当初の10%から大きく改善された。米国からの貢献は約30%だ」と述べている。
ウクライナの戦略産業相によると昨年、砲弾の50%を国内生産、今年中にはほぼすべてを生産できるようになるという。しかし現場部隊は「最近届く砲弾の約70%はウクライナ製。しかし使えない。非常に質が悪いからだ」と証言している。

同国の戦略産業省は今年1月、欠陥砲弾3万発の回収を余儀なくされた。供給ラインのどこかで火薬が横流しされている可能性もあるという。ゼレンスキー氏が和平に応じず、延々と戦争を続けるつもりなら、米国は支援を続けられないというのがトランプ氏の本音である。