超簡単「滑舌チェック」

 プレゼンや自己紹介などで影響力を持つためには、まずは「滑舌がよくない言葉」を自分で発見することが重要です。

 たとえば、名前「スミヤ」の「ス」の音が自分ではしっかり発音できているつもりでも発音できていなくて、「ミヤさん?」と聞き間違われることがあるかもしれません。

 実際には名刺で伝わるのですが、人は「あなたのその音が聞こえにくい」なんて、指摘はしてくれません。

【自己紹介や仕事で使う言葉で、滑舌をチェック】
 まず、よく使う自己紹介の言葉やビジネス用語をノートやスマホに書き出してみましょう。ビジネス用語とは、商談やプレゼンでよく使う言葉や絶対伝えたい言葉、誤解されたらいけない言葉などです。

 次に、書き出した社名、数字、サービス名を「ひらがな」で書き起こします。

(書き起こす例文)
「わたしのかいしゃは△△△△で、□□□をたんとうしています」

 書き起こしたら、次のようにチェックしてください。

・ひらがなでメモした自己紹介やビジネス用語を声に出して読む。
・ 他の音より小さく聞こえたり、発音しにくかったりしたら、ひらがなに○印や波線をつける。

 この「印をつけた言葉(音)」が、あなたの苦手な滑舌(発音しづらい言葉)です。余裕があれば、スマホなどで録音して聞き返すと、よりわかりやすいでしょう。