もっと別の褒め方で蔦屋重三郎を評価してやるべきだと思う。もし当時の人々の耳に入っても賛同してもらえるような褒め方。彼の仕事を丁寧にたどって、その時その時の彼の発想と、当時の社会とその歴史に彼の発想がもたらしたものを見極めたところで相応の褒め方を思いつくはずである。

蔦屋重三郎 略年譜


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