予選会5位通過の中大が10000m平均タイムトップ
立教大学・髙林祐介駅伝監督(29分00秒01)
「4月に着任して、スピードのある選手が多かったところに勝負強さが加わったかなと思っています。全日本選考会、箱根予選会、全日本大学駅伝は粘り強く走り、確実に結果を残してくれました。箱根駅伝の目標はシード権獲得です。前回の出走者7名全員をエントリーできて、下級生も上がっています。過去2大会は1・2区で置いていかれたので、往路でしっかり流れを作り、シード権が見える状態で粘り強く戦っていきたいです」
専修大学・長谷川淳監督(29分03秒43)
「今回は4年生が2名で、若手中心のエントリーになっています。経験者は新井友裕だけで、大半の選手が初出場になります。72回目の出場ですが、箱根駅伝をどう戦うかがテーマです。また創部100周年ということで応援してくださる方々に元気な姿を見せたいです。主力の新井、上山詩樹、ダンカン・マイナを軸に前半から勝負できる位置で進めて、シード権に絡むレースをしたいと思っています」
山梨学院大学・大崎悟史駅伝監督(28分59秒59)
「前回23位で私が2月から監督となりました。選手は危機感を持ち、私の練習を一生懸命頑張ってくれて、予選会3位通過につながりました。今回の目標はシード権獲得です。5区と6区の経験者がいて、強力な留学生もいます。まずは1・2区でいい流れに乗り、5区を終えた時点でシード圏内につけて、復路は粘り強くシード権争いに絡む走りをして、成長した山梨学院大学を見せたいと思います」
日本体育大学・玉城良二駅伝監督(28分47秒27)
「77回連続出場させていただけることに感謝申し上げます。今回のチームは4年生のエントリーが8名と20校中最多です。彼らの経験値が強みだと思っています。前回は初日に寂しく辛い思いをしましたが、今回は上級生を中心にレースの流れを作れるような人材が育ちました。101回目を数える本大会で新たな日体大の駅伝をお見せできればなと思っています」
中央学院大学・川崎勇二監督(28分40秒61)
「チームの強みは特にありませんが、ここ数年は1区で出遅れ、置き去りされてきました。なんとか(2区候補の)エース吉田礼志を生かせるような駅伝ができたらなと思います。私は中央学大に赴任して40年目になります。そんな長い監督さんはおられないので、少しでも学生の目標(5位)に近づけるように、私の経験を生かせればなと思っています」
中央大学・藤原正和駅伝監督(28分15秒62)
「1・2年生を中心に若手に勢いがあります。目標は当初、3位でしたが、全日本大学駅伝の結果(12位)を受けて、7位に下方修正しています。ただ3強への挑戦というテーマはズラさずにやっていきたい。全日本の大敗で学生たちのスイッチが入りました。非常に良いかたちでここまできているので、3強に追いすがっていきたいなと思っています」
日本大学・新雅弘駅伝監督(28分38秒60)
「3年生・2年生が主力のチームです。留学生を除いて、他の選手は力が横一線なので、総合力で戦っていきたいと思っています。前回は予選会が5位通過で本戦が15位でした。今回は予選会が7位通過だったので、選手たちには『前回の順位をひとつでも上回ろう』と言っています。それと、どこかで見せ場を作れればいいかなと考えています」
東京国際大学・中村勇太監督代行(28分44秒80)
「前回は予選会で3秒差に泣きました。今年は予選会後、監督の横溝三郎が他界しました。いくつもの苦難を乗り越えて、たくましいチームに成長したと感じています。本戦では、最強留学生と呼ばれるリチャード・エティーリ、全日本3区で好走した佐藤榛紀を中心に、前半から攻めの走りをしていきたい。過去最高5位を目標に、シード圏内でゴールを迎えたいです」
神奈川大学・中野剛監督(29分03秒14)
「10000mの平均タイムは高くありませんが、ロードを中心に強化してきました。粘り強いチームができたのかなと感じています。予選会を外れたメンバーも戻ってきたので、総合力で勝負していきたい。目標はシード権獲得ですが、まだそこまでの力はありません。ただ近い将来、獲得するために、今回から狙っていきたいなと思っています」
順天堂大学・長門俊介駅伝監督(28分41秒74)
「今季はうまくいかないシーズンが続きましたが、1秒差で予選会を通過した後、ようやく歯車が噛み合ってきました。今回は1・2年生が10名を占めており、将来明るい順天堂を見据えたチームになっています。20番目のチームとして箱根駅伝に挑みますが、今季のスローガンである『下克上』を果たせるように上位に食らいついていきたいです」
関東学生連合・小指徹監督(28分52秒78)
「16校の学生で編成されている選抜チームです。各校の核となる学生が集まっており、予選会上位10名の成績は予選会トップ相当の記録に該当します。非常に可能性を秘めており、目標は8位入賞(相当)です。各区間、思い切ったレースをしてきたい。往路は10番目以内をキープして、復路は粘り強くつないで、目標を達成したいと思います」