【結論】円安でもいますぐ始めるのが正解
「円安でも積立投資をはじめてよいのか」ですが、結論は、為替レートに関係なく今すぐ始めるのが正解です。
リーマンショック発生後の2008年9月以降のドル円とS&P500の動きはグラフの通りです。
青いグラフのS&P500は約16年かけて右肩上がりで成長しています。オレンジのグラフのドル円は上下に激しく変動しながら、直近は1ドル151円となっています。ドル円は70円台と超円高になっている時期もありますし、70円台から見たら2014年11月〜2016年1月は大幅に円安水準の120円台の円安局面を迎えている時期もあります。
当時も円安が進むなかで「円安の今投資してもよいのか」という話はありましたが、為替レートは気にする必要は全くありません。
「為替変動に関係なく資産を増やす」ためには、投資している『資産自体』が長期的に右肩上がりになっているかが重要です。
2008年9月から2024年3月まで、S&P500に毎月1万円ずつ積立投資していたら、資産は次のようになります。
投資元本は187万円、資産総額は782万円です。コロナショックや2022年の株価下落で一時的に資産が減っている時期もありますが、短期間で乗り越え、資産が増えている様子がわかります。