宝くじ以外の当選金の時効は?

 宝くじ以外のくじやギャンブルにも時効が存在する。競馬、競輪、競艇、オートレースといった公営ギャンブルでは、各施設によって細かなルールの違いはあるものの、発売開始から60日で払戻の権利が消滅してしまう。

 また、サッカーの試合結果を予想する「toto」や「MEGA BIG」などのスポーツくじでは、原則としてくじの開催回ごとの払戻開始日から1年間が受取期限として定められている。2022年には「MEGA BIG」で1等12億円の当選者が時効1カ月前になっても現れず、主催の日本スポーツ振興センターが呼びかけたことも。この場合、時効となった当選金はスポーツ振興の財源に当てられるほか、一部が国庫に納付される。

 高額当選を夢見て購入したはずの宝くじ。せっかくの当選金を、時効を迎えてしまったために受け取ることができなかったという事態は避けたい。宝くじを購入する際は当選発表日の確認だけではなく、換金の時効についても留意が必要だ。

【関連記事】
宝くじで3億円当選!40代独身女性、人生バラ色のはずが友人・家族も離れて…
100万円以上の当せん本数が大幅増、「バレンタインジャンボ宝くじ」は買いか

【参考情報】
時効当選金について(宝くじ公式サイト
令和4年度の時効当選金は99億円(宝くじ公式サイト