2月14日、ジャカルタでの支持者らとの集会で、大統領選の勝利宣言をするプラボウォ・スビアント候補(左)右は副大統領候補のギブラン・ラカブミン・ラカ氏で、ジョコ大統領の長男でもある(写真:AP/アフロ)

(舛添 要一:国際政治学者)

 2月14日に行われたインドネシア大統領選挙が行われたが、その結果をどう見ればよいのか。

 インドネシアは人口2億7750万人(2023年)で、インド、中国、アメリカに次ぐ4位であり、有権者2億500万人が直接投票する大統領選では世界最大のものである。それだけに、最終結果が出るまでに時間がかかる。

選挙結果は3月20日までに発表

 インドネシアはASEANの主要メンバーであり、2022年のG20議長国であった。また、今年はBRICSにも参加することになっており、グローバルサウスの代表国としてのインドネシアの動向は、アジアのみならず、世界全体に大きな影響を及ぼす。

 プラボウォ国防相(グリンドラ党。72歳)、ガンジャル前中部ジャワ州知事(最大与党・闘争民主党。55歳)、アニス前ジャカルタ特別州知事(与党連合・ナスデム党。57歳)の3人の候補で争われたが、プラボウォが他の2人を大きくリードし、既に勝利宣言をしている。全ての島で過半数を獲得したという。

 しかし、他陣営は選挙に不正があったと批判している。正式な選挙結果は、3月20日までには発表されるという。