こんなツイートをきっかけに論争が勃発。「男だって準備に費用がかかっているんだが?」「女性側から男女平等を叫ぶ割に、こういう奢る奢らないの場面では男に奢れと。ダブルスタンダードじゃないの?」という男性からの反発は想定の範囲内だが、女性を中心に擁護派も多く、「よくぞ言ってくれました」「これが女の側の現実。男はそれを知ってデート代を負担してほしい」「せめて食事はおごってほしい」という意見がこの2023年においてなお噴出したことにも考えさせられた。

物議を醸したツイートの一部(現在はすでに削除されている)

何が男女平等やねん

 ツイッターでのデート代論争はこれまでにも何度か起こっており、何年かに一度、思い出したように祭りが起きる。

 その際、女性側の主張はたいてい「デートの準備に、女の子の側はすごくコストがかかっているのを男性の側はちゃんと意識してほしい(そして空気を読んで応分の負担をしてほしい)」というものだ。

「そもそも脱毛やスキンケアやメイクアップ、髪やネイルやまつエク、洋服に下着にバッグに靴にアクセサリー、女の子ってすごくお金がかかっているんだから! 相手に可愛いと思われるよう、好きになってもらえるよう、自分にいっぱい時間もお金もかけてデートに臨むんだからね! ご飯代や移動費(交通費)はおごってくれていいんじゃない?!」