そして、忘れてはならないのが、「道義的な責任」です。自分の過ちで事故を起こしたら、被害者に対して誠実に謝罪し、相手がけがをした場合はきちんと見舞う必要があります。

 自転車は子どもから大人まで、免許なしで気軽に乗ることのできる便利な乗り物です。しかし、今回のような加害事故は決して他人事ではないのです。

未成年が起こした自転車事故でも1億円近い賠償請求が!

 では、もしわが子が自転車で歩行者を死傷させるような事故を起こした場合、保護者はどのくらいの損害賠償請求をされるのでしょうか。

 日本損害保険協会のサイトには、「自転車での加害事故例」と題して、複数の高額賠償事例が掲載されています。そのベスト3は、いずれも未成年の児童や生徒の自転車による加害事故でした。

 以下、同サイトから抜粋させていただきます。