第5、第6橋梁の写真はネット上でいくつか見かけるのだが、第7橋梁の写真はネット上にほとんど見当たらない。只見川に沿うように只見線と国道252号が走っているのだが、第7橋梁は国道から少し離れていて、国道を走っているだけだと気が付かないからかもしれない。
実は2年前の2020年にも不通区間を訪問していて、次の写真は2年前の2020年に撮影した第7只見川橋梁である。工事は休みの日だったが、架設途中の様子を近くの橋から間近に見ることができ、復旧への着実な足音を聞いたような気がした。
そして2年後の2022年6月に撮影したのが次の写真。空も山も木々も変わりないが、下を流れる只見川には、完成した第7只見川橋梁が静かにその姿を映していた。
別方向、只見川の右岸側から撮影した写真もご覧いただきたい。新しいチョコレート色のトラス橋が架けられ、新旧の線路がつながった様子をみると、少し胸が熱くなる。