ポルトガルで最も美しい村の一つとされるモンサラズ(モンサラーシュ)を訪ねました。この若い猫は妊婦さんで、あと3週間くらいしたら出産を迎えるのではないかというオナカをしていました。オナカにそっと手を当てて、元気な赤ちゃんと産んでねと話しかけると、喉をゴロゴロと大きく鳴らし、両前脚でグーパー・グーパーしました。
猫が猫らしく暮らす町、ブルガリアの古都ヴェリコ・タルノヴォで出会った猫に「きれいな猫ちゃんね」と話しかけると、さわってほしそうに身を寄せてきたので、ヨシヨシとなでました。オナカをなでると、乳がふくらんでいます。「お母さんなの? 赤ちゃんにおっぱいをあげているの? 偉いね」。そうねぎらいながら、さらになででやりました。
中央ヨーロッパ、スロベニアの首都リュブリャナは、都会過ぎない美しい街で、芸術的な香りも楽しめます。リュブリャニツァ川のほとりを散策すれば、猫との出会いがあります。
台湾本島の東側にある花蓮(かれん、ファーリエン)の町で、きれいなブーゲンビリアの葉が揺れていました。風が吹いているわけでもないのに、なんだろう?と近づけば、少し毛の長い猫が顔を出し、シッポをブルンブルンと振りました。ふさふさシッポを自慢したかったのかもしれません。