リオマッジョーレの目抜き通りを歩いていると、目の前を猫が横切りました。

 この猫は、民泊経営をしている家の猫です。お客さんが大好きで、去っていく旅人を見送るのが日課だそうです。そのあと、近所のお年寄りの世間話に加わったり、昼寝をしたりしているうちに、次のお客さんが到着する時刻になるのでお出迎え。なかなか忙しい日課です。

 次の日の朝は、エクスカーション(校外学習旅行)の中学生グループのお見送りです。グループの朝礼の輪の中に入り聞き耳を立てていましたが、朝礼がなかなか終わりません。

 トレッキング目的で、ノルディックウォーキングのストックを持ったお年寄りが多く訪れます。この猫は、ストックが怖いらしく隠れていましたが、わたしがストックを持ってないことを確認すると、姿を現し挨拶してくれました。