下部は確かにゴールドっぽい。上部はこの写真だと黒っぽく見えるが、「ベージュが劣化して黒くなったのか、黒く塗ったのか私には分からない」(季顕社長)とのこと。
では、なぜ全面ピンク色にしたのか? 「ロサは、バラだからピンクです」という答えを想像していたのだが、全く違った。
「不動産事業の視察でカリフォルニアに行く機会があり、街に鮮やかなピンク色の建物が多いのを見て、『これだ!』と思いました」(季顕社長)
なんとカリフォルニア! 「ピンクに淡い緑色のラインを組み合わせたのも、カリフォルニアで見た建築の影響です」(季顕社長)
このことを知っただけでも、この取材をして良かった。
「ゴールド+ベージュ」で21年、「ピンク」で31年*1。中のテナントは、時代時代で頻繁に入れ替わった。しかし、「今回のコロナ以外では一度も休んだことがない」という見事な新陳代謝ぶりだ。
*1 元記事(BUNGANET)の公開は2020年10月