アップルは次世代のEV用バッテリー(2次電池)技術を開発戦略の中心と位置付けているとされる。価格を大幅に抑え、1回の充電で走れる航続距離を延ばせる技術だという。

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iPhone製造の鴻海が新興EVメーカーと提携

 このほか、中国の電子商取引大手アリババ集団は、国有自動車大手、上海汽車集団と合弁会社を設立している。中国の配車アプリ最大手、滴滴出行(ディディ)はEV大手の比亜迪(BYD)と提携し、配車用の車両を開発している。

 1月4日には、アップルのスマートフォン「iPhone」の製造を請け負う台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が中国新興EVメーカーの拝騰(バイトン)と提携すると、ロイターCNBCなどが報じた。2社と南京経済技術開発区が、SUV(多目的スポーツ車)タイプのEVの生産を22年1~3月に開始することで合意したという。

 鴻海は、20年にEV用の車体プラットフォームやソフトウエアプラットフォームを発表。25~27年に世界で販売されるEVの10%にこれらを供給することを目指している。

中国EVメーカー急成長、テスラは過去最高を更新

 CNBCによると、中国のEVメーカーは急成長している。20年の上海蔚来汽車(NIO)の販売台数は4万3728台で、前年比2倍以上。小鵬汽車(Xpeng Motors)は2万7041台で同じく2倍以上。19年12月に自社初の量産EVを発売した理想汽車(Lixiang Automotive)は3万2624台を販売。理想汽車の20年12月の台数は6126台で、単月の販売台数として過去最高を更新した。

 一方、テスラは1月2日、20年10~12月期のEV世界販売台数が18万570台となり、これまでの最高だった20年7~9月期の13万9593台を上回ったと明らかにした。20年の年間販売台数は49万9550台で、目標としていた「50万台超」を下回ったものの、前年比36%増を達成。こちらも過去最高を更新した。