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 パソコン操作や調理、細かい作業など手先をよく使うと、「手が疲れるなあ」と感じる。手先だけが酷使されていると思いきや、手のひらから手首、肘、肩と疲れや張りはつながっていて、その状態で手先を使い続けると背中にまで影響が及び、上半身に無理な力を入れたままになってしまう。熱中している間は平気でも、ひと作業終えた時にひどい疲労感を覚える人が多いのではないだろうか。

 そこで、指先からアプローチして腕全体を伸ばすストレッチと、体側を伸ばすストレッチをヨガ講師の志野さんに解説してもらった。座ったままでもできるバージョンも紹介するので、ぜひ仕事や家事の合間にこまめに取り入れてもらいたい。

簡単ストレッチ、5つの注意点

 ストレッチをおこなう際には、次の5点に注意してもらいたい。

1 ポーズの完成形にこだわらない
2 ターゲットになる部分に気持ちいい伸びを感じる
3 痛みを感じたらすぐやめる
4 勢いをつけない
5 呼吸を止めない

指から手のひら、手首をじっくり伸ばすストレッチ

 まず、キーボード操作や、ものを握る動作の多い人にお勧めのストレッチ。胸の前で手を合わせ、手首の位置はそのままに指先を片方に倒していくと、指から手のひらのストレッチができる。肘は張ったままの位置で指をじっくりと反らせる。反対側も同様に押していく。

【写真1】指から手のひらをじっくり伸ばす(撮影:URARA)
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 指だけを反らせて痛みを感じる場合は、手のひらを合わせたまま、ゆっくり倒す。手首に痛みを感じる場合は、少し戻した位置でキープしよう。

 小指をしっかり合わせたまま、手を下ろしていくと更にストレッチが深まる。この時、手が体から離れて前方にいっても大丈夫。指や手のひらが伸びて気持ちよく感じる場所を探りながら、ゆるゆると上下に動かしてみよう。

【写真2】手を合わせたまま下ろしていくと、更にストレッチが深まる(撮影:URARA)
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