旧市街は建物が密集していて、数分ごとに日の当たる場所が移動します。よく日のあたる空き地は猫観察の狙い目です。

 ソクラテス通りは商店街ですが、その枝道は、庶民的な住宅地になっているのもロドス旧市街の魅力です。長いシッポを誘うようにふっている猫がいました。「きれいな猫だね〜」と、話しかけているともう1匹猫が現れました。

 現れた左の猫は母親でした。「わたしが産んだ自慢の息子なの。わたしもほめて」とでもいいたそうでした。

 こちらの猫たちも、なかよし親子です。左が娘で、右が父親。

 ロドス旧市街では、家族とともに暮らしている猫たちが多く、幸せそうでした。

 後編では、ロドス島を少し南下し、リンドスの町に向かいます。
道案内してくれたトラくん、ミケを見るなり逃走!
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62635

※ロドス島への行き方
 ロドス島には国際空港があり、ハイシーズン(4月から10月にかけて)には、ヨーロッパ主要都市(ヘルシンキ、チューリッヒ、ウィーン、ミュンヘン、ロンドン、パリなど)と空路で結ばれています。日本からの直行便はないので、ヨーロッパの主要都市で乗り継ぎます。冬場は、ヨーロッパ主要都市との直行便はほとんどなくなるので、ギリシャの首都アテネからの乗り継ぎが一般的です。

 トルコのマルマリスとの間には、高速フェリーの航路もあります(約1時間)。