ブルガリアのプロブディフは、首都ソフィアの東南約140kmに位置する(Googleマップ)
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 プロブディフに人類が住みはじめたのは、約6000年前の新石器時代だと言われています。旧市街はさながら古代の博物館。そこに、現代の建築物と人々が融合していて、とても不思議で魅力的な空間だと思いました。

 フィリッポポリスの古代劇場(ローマ時代に造られたことから、ローマ劇場とも呼ばれる)は、7000人を収容でき、3階建ての舞台や客席も大理石で造られた劇場です。古代劇場を猫が眺めていました。

 翌日、古代劇場を再び訪れると、催しの準備がされていて、観客なのか人々が集まってきていました。およそ2000年前に建造されたものが、現在でも利用されているというのが驚きですし、うらやましく思いました。

 猫の後ろに見えるのは、古代ローマ時代のオデオン(劇場)遺跡です。街の中に遺跡があるところは世界中にたくさんありますが、この街では「突然」遺跡が現れます。遺跡とともに生きている町だなと実感します。