なでてほしいのでしょうか。人の目のつくところにいて、誰かかまってくれないかと待っているようです。

 カフェや休憩所、土産物店などが10軒ほどあります。ほとんどの店で猫を飼っています。

 猫の後ろに見えるのが、侯硐駅から猫村へ続く鉄橋です。

 そろそろ駅へ戻りましょう。

 後編では侯硐の近くにある、とっておきの村「十分(シーフェン)」をご紹介します。
台湾で天燈を見ながら食べる「ひとくち猫の手焼き」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60163

※侯硐と十分への行き方
 成田国際空港、羽田国際空港から台北(松山国際空港、桃園国際空港)までは、4時間弱。1日に数十という多くの直行便が就航しています。復路は3時間半弱です。大阪、名古屋、福岡、沖縄などからも毎日、地方都市からは週1~2便、直行便が就航しています。

 侯硐駅は、台北駅から鉄道で1時間弱。特急の場合は手前の瑞芳駅で乗り換えます。侯硐駅から十分駅までは、鉄道で約20分。ただしこの区間は単線で、上下とも日に15本と本数が限られています。