駅前では、猫用の水や食べ物を売っていました。

 ホームにある駅名板です。駅名の左には猫、炭鉱夫、猿、鉄橋が描かれています。炭鉱でにぎわう以前は、猿たちが洞穴で暮らしていたことから、侯硐(「侯」「猴」は猿のこと)という村名が付きました。猫のイラストが加わっているのは、猫村として世界から認知されたという誇りを示しているようです。

 侯硐駅から、駅前広場とは反対側へと行く鉄橋を渡ると、そこはもう猫村です。

 猫村に入る人に向けて、注意書きの看板があります。「人の食べ物は、与えないで」「写真を撮るときに、フラッシュを使用しないで」「猫をさわる前に、手を洗いましょう」など。これらの写真は少し古いもので、いまは別の看板になっています。