愛知県民の野菜不足、原因に「朝食説」あり

調査が物語る朝食と健康の県民性

2020.01.17(Fri)漆原 次郎
喫茶店などで出される「モーニング」。朝食に対する地域や県民性はどういったものか。

 一日を活動的に過ごすために大切とされるのが「朝食」を取ることだ。あなたはどのように朝食と向き合っているだろうか。

 各都道府県には特徴的な食の習慣や文化があるのだから、朝食についても地域的な傾向が見えてくるかもしれない。そのような観点から、都道府県別の朝食についての調査を探ってみると、やはり県民性がうかがえる結果が見えてきた。たとえば、関西圏では「朝食といえばパン」、そもそもの朝食摂取率は「北高西低」といったものだ。気になる結果を見ていこう。

「米どころ」の朝食にごはんが多いのは分かるが・・・

ごはんを主食とした和の朝食。

 はじめの大きな関心事は「朝食に何を食べるか」だ。「米どころはごはん中心」は思い浮かべやすいが、他に地域での傾向はあるだろうか。

 メディプラス研究所・オフラボが2018年、全国の20~69歳、男女各7万人に行ったインターネット調査では、複数回答可で「朝食に何を食べているか」と質問している*1

「ごはん」と答えた率の高かった県は上位から順に、岩手県58.8%、山形県57.3%、秋田県51.8%だった。これは思い浮かべていたとおりだ。ただし、同じく米どころとして名高い新潟県は、意外にも「ごはん」45.3%に対し「パン」45.0%と拮抗している。

 では、「パン」と答えた率の高かったところはどこだろうか。上位は、兵庫県64.6%、奈良県64.2%、和歌山県61.9%で、関西圏が3位までを独占した。さらに大阪府が4位に続く。これらの府県は「ごはん」と答えた率がいずれも25%未満で、圧倒的に「パン」が多数派となっている。

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