町が元来の川に戻る可能性

 圏央道坂戸インター近くの決壊現場は、越辺川というより、小畔川、越辺川などの水脈が1か所で合流して「入間川」となる「落合」(現場近くには「落合橋」がかかっています)地点です。

 至近の地名は「平塚新田」、どのように作られた場所かが直ちに分かります。

 合流地点には三角州があり、その直近で堤防が決壊、水が溢れた坂戸市のエリアは、軒並み「川べりの田んぼ」だった住宅地、すなわち「新田」の跡地の地形をしています。

 明らかに、かつては川だったエリアです。

 そこが造成され、あるいは洪水堆積物や、浅間山噴火の火山灰など、様々な層が重なって今日の地形を作り出している。

 ただしそれは、江戸時代から明治大正、昭和中期までの地球環境での「陸地」であって、もしグローバルな気候変動が日本により多くの天水をもたらすようになれば、いつまで陸地であり続けるか、場所によっては定かでない。

 入間川合流地点の「落合橋」付近の標高は10メートルほどありますが、すぐ下流で荒川と合流する上尾では標高は3メートルしかありません。

 荒川浄水場を越えれば浦和・朝霞のゼロメートル地帯。つまりかつての海に直結している。

 荒川合流地点との間は「埼玉県川島町」で、「上尾」から本の数キロで標高が上がるエリアが「坂戸」すべて、地形のままの名前がついていることが、国土地理院地図(https://maps.gsi.go.jp/)の標高表示で逐一確認できます。

 あなたのお住まいや居住される街の地誌、川の流れや標高など、ぜひ、こちら(https://maps.gsi.go.jp/)でつぶさに確認できますので、一度確認されることをお勧めします。