CJE&Mという会社がそれ。
CJE&Mの親会社は、元をたどればサムスン財閥のルーツになる会社で、今は枝分かれしてサムスンの初代会長の孫イ・ジェヒョンが会長である。サムスン電子のイ・ジェヨン副会長とはいとこ同士である。
CJE&Mは、韓国の文化コンテンツ(映画、放送、公演、音楽、アニメなど)関連での大手である。
1400チームのインフルエンサーと契約
同社は従来のコンテンツだけでなく、ネットの1人放送にも目を向け、2013年DIATV(ダイアティブイ)を開設、アジアで初めてのマルチチャンネルネットワーク(MCN)事業を始めた。
CJE&Mは、まずインフルエンサーたちとパートナシップを結び、彼らをサポートしている。すでに1400チームと契約している。
インフルエンサーたちのコンテンツを管理すると同時にブレンデッドコンテンツを作る。ブレンデッドコンテンツというのは、企業が協賛した製品をテーマに映像コンテンツを作ることだ。
それを作ることで、インフルエンサーの稼ぎにもなるし、CJE&Mにも手数料が入る。
インフルエンサーをマネジメントするというのは、彼らがコンテンツを作るときに使う音源やフォントに対する著作権を解決することだ。
さらに、海外進出も推進しているという。北米のビキ(VIKI)やフランスの「デイリーモーション」のような動画のストリーミング業者と提携して、インフルエンサーたちの海外進出をサポートしている。