「トランプ、底知れぬゲスさ」 米大衆紙が社説で猛烈批判

ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンのホワイトハウスで(2017年12月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAUL LOEB〔AFPBB News

夕食メニューはビッグマック2個とフィレオフッシュ2個

 マクドナルドの「ビッグマック」2個、「フィレオフッシュ」2個、「マックシェイク・チョコレート」1杯。カロリー摂取量は2430カロリー。脂質111グラム。

 ドナルド・トランプ第45代米大統領(71)が昨年の選挙中、全米を飛び回る専用ジェット機内で食べていた夕食メニューである。

 ある米栄養士によれば、70代の男性の1日の摂取限界値は2200カロリー。トランプ氏の場合はこの夕食だけで230カロリーもオーバー。脂質摂取値は93グラムもオーバーしているという。

(参考:マクドナルド=https://www.mcdonalds.com/us/en-us/about-our-food/nutrition-calculator.html、ダイエットガイダンス=https://health.gov/dietaryguidelines/2015/guidelines/appendix-2/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter_axiosam&stream=top-stories

 ひょっとしてマクドナルドから「営業妨害だ」とお叱りを受けかねないので、以下、世界保健機構(WHO)の見解を引用しておく。

<マクドナルド・ハンバーガーなどのファストフードを食べすぎると、肥満を招き、糖尿病、高脂血症、動脈硬化といった生活習慣病の遠因になることがある>

 ちなみにマクドナルドは自社従業員に対して「ファストフードは健康を害するので食べないように」と助言すらしている(参考=http://seikatsu-kurashi.hatenablog.jp/entry/20150506/p1

元選対本部長らが暴露した「国家機密」

 大統領が何を食べているか、は「国家機密」だと言う米人ジャーナリストがいる。

 「つまり何を食べているか、裏を返せば、何を食べないかで、その人の健康状態はある程度分かる」

 「大統領の健康状態は国家機密。大統領が交代することで内政外交は大きく変わる。バラク・オバマ時代の政治がトランプに代わって大転換していることがそれを立証している」