日本国防当局は、航空自衛隊の戦闘機から発射する長距離対艦巡航ミサイルを導入することを発表した。
ミサイルの種類としては、空自で調達が開始されている最新鋭F-35Aステルス戦闘機に搭載する「JSM」(ノルウェー、コングスベルグ社製)、空自の現主力戦闘機F-15Jを改装して搭載可能な「JASSM-ER」「LRASM」(共にアメリカ、ロッキード・マーチン社製)がリストアップされている。
方向性は島嶼国家防衛の鉄則に合致している
小野寺五典防衛大臣によると、「海上自衛隊艦艇を攻撃しようとする敵艦艇を、敵のミサイル射程圏外から、空自戦闘機が発射する長距離巡航ミサイルで攻撃することが可能となる。とりわけ北朝鮮の弾道ミサイル防衛に従事するイージス駆逐艦を防御するために、この種の長射程ミサイルの導入は不可欠である」という。