あでやかな「やまがた舞子」たち(写真提供:やまがた舞子を育てる会、以下同)

 4月4日、山形市のホテルで「やまがた舞子」第11期生の“入社式”が行われた。この日から2人の舞子が新しい生活を開始した。

 現在、山形市や天童市などの出身者7名が「やまがた舞子」として活動している。舞子なのに“入社式”というのは違和感があるが、いずれも地元企業の出資で設立された山形伝統芸能振興という株式会社の社員である。

 私が勤務する東北芸術工科大学(山形県山形市)の学生たち(担当教授:映像学科 今村直樹教授)が、この「やまがた舞子」のドキュメンタリー作品を最近制作して公開したのでご覧いただきたい(大学ではこうした地元独自の文化を多くの県内外の人たちに知ってもらうための活動を多く行っている)。

(* 配信先のサイトでこの記事をお読みの方はこちらでドキュメンタリー映像をご覧いただけます。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46944)