受講者同士が意見をやり取りするブログもあります。ちなみに、与えられた理解度チェックやテストをパスすると、Certificate(修了証書)が付与されますが、今のところ、学問としての評価価値はありません。
受講し始めると、筆者は良さに引き込まれました。サイトの仕組みもさることながら、一流の学者が研究に裏打ちされた話を語りかけてくることの素晴らしさ。
本で読むより、相手の言いたいことが伝わってきます。米国経済が幾多の局面を乗り越えて成長してきた姿が、情景として頭に残りました。
やはり、特定の分野の知識をつけるためには、内容に精通している人に話してもらうのが一番です。
この3年で進化したオンラインコース
正直、授業出て講義を聞くだけなら、授業料を払ってわざわざ教室まで出かける必要を感じないほどです。
MOOCが今の形で進化したのは、たった3年前からです。2011年に、米西海岸のカリフォルニア州にあるスタンフォード大学の教授が無料でオンラインコースを提供したところ、16万人の生徒が申込み、2万人がコースを完了する反響を見せました。