iPhoneの新OSで「乗り物酔い」の苦情

様々な世代のiPhone〔AFPBB News〕

残り0文字

 米国ではアップルとサムスンの合計シェアが7割を超えており、この2社が市場を支配する状況が続いている。

 一方、基本ソフト(OS)別の加入者シェアを見ると、米グーグルの「アンドロイド(Android)」が51.5%と首位を維持したものの、シェアは3カ月前から1.0ポイント減少した。2位はアップルの「iOS」で、シェアはメーカー別シェアと同じ同1.0ポイント増の42.4%。

 3位以降は「ウィンドウズフォン」(シェア3.6%)、「ブラックベリー」(シェア2.3%)、「シンビアン」(シェア 0.1%)と続いている。このうちウィンドウズフォンのシェアは同0.3ポイント増加、ブラックベリーとシンビアンはそれぞれ同0.2ポイントと同0.1ポイント減少した。

米国のスマホ比率、7割を突破

 言わずもがなだが、米国はスマートフォンの成熟市場。そのため、新規購入者の数が比較的少なく、シェアに大きな変動が起きにくい。ただそれでも同国のスマートフォン利用者は増え続けている。

 例えば、7月時点の米国スマートフォン所有者数(13歳以上)は1億7300万人で、3カ月前の1億6790万人から3%増えた。

 また携帯電話加入者全体(13歳以上)に占めるスマートフォンの比率は71.8%となった。昨年12月時点で65.2%だったこの比率は、今年1月に66.8%、2月に68.2%、4月に69.6%と着実に増えている。