劉 そうです。応募する前、花見パーティーに参加したときに、もうこの会社が好きになりました(笑)。みんなの笑顔が素晴らしかったし、すごく楽しかったんです。
私が日本に興味を持ったきっかけは、大学時代にお世話になった日本人に聞いた日本での仕事の細心さでした。日本人はどんなに真面目に仕事をしているか、実際に見てみたいと思ったんです。
インターンとして日本の調査会社で働いた後の報告会で白井グループを知ったのですが、アイセックの仲間からは、白井の人は親切で、職場の雰囲気も明るいと、評判がとてもよかったんです。
ユージン 私は2度目のチャレンジで採用してもらいました。日本で働こうとしている仲間の間で、この会社は有名なんですよ。実は中国に行こうとも考えていたのですが、友人に白井グループを薦められたんです。もし白井がダメだったら上海に行けばいいじゃないかと。
実際、この会社はみんなフレンドリーで優しいし、人間関係がフラットで変化を恐れないところもいい。当分はここで働かせてもらいながら、勉強したいと思っています。
白井 彼は大使館などの新規開拓で既に結果を出してくれているんですよ。
川嶋 皆さんのいきいきとした表情がすべてを物語っていますね。一様にこの会社を楽しんでいる。
滝口 受け入れるこちらも楽しんでもらえるように頑張っています。そもそも僕らが考えたのは、彼らを徹底的にかわいがって、「白井グループ大好き状態」になってもらおうという戦略でした。
それでこそ母国に帰ってからも協力してもらえますからね。帰るときには、あなたが望めば10年間いつでも採用するという証明書を渡しています。
オルシカにコンベンションなどの場でプレゼンテーションをやってもらっているのもそうですが、本人のニーズに合わせて機会を与えるようにしています。また、人間関係で行き詰まることがないよう、複数の人間と仕事ができるクロスファンクションな環境を作るなどの工夫もしています。
しかしみんな真面目ですから、たとえ甘やかしてもかえって一生懸命になる。ほとんど旅行のような研修に連れていっても、そこで自分なりに吸収しようと頑張ります。
白井 仕事を楽しむということは、白井グループにとって永遠のテーマなんです。楽しい方が生産性が上がるに決まっているでしょう。
劉の話に出た花見パーティーは、顧客も招待する営業活動の一環でもあるんですけれど、だからこそ楽しく盛り上げる。実は私も滝口も元はイベント会社にいたので、そのへんは得意なんです(笑)。