生成AIで作成した現代風の曼荼羅
包摂型安全保障へ転換せよ
つい最近まで、世界は「永遠の平和」に向かうと思われていた。グローバリゼーションが進み、国境を越えた協調が進展し、世界は一体化していくと信じられていた。
しかし現実は逆に進んでいる。ロシア・ウクライナ戦争はたとえ停戦したとしても火種を残すだろうし、中国の台湾統一意思は揺るがない。
台湾有事の際には中国、ロシアと北朝鮮が連動し、米中衝突、あるいは米国の「不介入」という現実的シナリオが語られる。
その先には、日本の核武装論までもが俎上に載る。この流れは突然始まったわけではない。
第2次世界大戦後、米国は日本とドイツを同盟国とした。しかし、冷戦後、米欧はロシアを新たな秩序に包摂しなかった。NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大は、ロシアに屈辱と敵対感情を刻みつけた。
第1次世界大戦後にドイツを排除したベルサイユ体制の再現である。
歴史が教えることは明確だ。戦争は国家よりも「国民感情」がつくる。「許せない」「仕返ししたい」という感情が政治を駆動してきた。
そしてAIとSNSは、その感情を瞬時に増幅し、対立を硬直化させる。戦争、金融危機、環境破壊が同時進行する危険性は現実となっている。
提言1:旧敵を排除する秩序ではなく、包摂型の安全保障へ転換すべきだ。
ロシアを含めた欧州安全保障の再設計なしに、持続的安定は戻らない。