年末ジャンボと比較した1等当せん確率は?

 それでは、MEGA BIGは、宝くじよりもおトクなのだろうか。代表的な宝くじである「年末ジャンボ」と比較してみよう。MEGA BIGは1口300円、年末ジャンボも1枚300円で、どちらも同じだ。

 まず、1等の当せん確率を比較しよう。MEGA BIGでは、当せん確率はくじによって0.0000031%~0.0000098%となる。平均は0.000006%となる。一方、年末ジャンボは1ユニット2000枚の中から1枚、1等がでる。当せん確率は0.000005%(=1÷2000万)となる。

 MEGA BIGはくじによって当せん確率が異なるため、どちらが高確率かはケースバイケースだが、平均で見ると当せん確率はMEGA BIGのほうが大きい。

 次に1等の当せん金を比較しよう。MEGA BIGでは、キャリーオーバーがない場合、最高7億円。キャリーオーバーがある場合は最高12億円。ただし、当せん金は売上金額や当せん口数によって変動する。一方、年末ジャンボは7億円、前後賞も合わせると10億円となる。こちらは固定額だ。

 MEGA BIGの当せん金が条件次第で変動するため、どちらが高額とは言い切れない。ただし、MEGA BIGでキャリーオーバー発生時には最高12億円の可能性があり、これは年末ジャンボの1等前後賞10億円よりも高い。

 このように、1等については、当せん確率、当せん金額ともMEGA BIGの魅力は年末ジャンボに匹敵する、あるいはそれを上回っていると言えそうだ。