ビットコインは20万ドルに到達するか?
イエス。
ビットコインは12月になってようやく10万ドルを突破したため、さらに2倍になる展開は無理があるように思えるかもしれない。
だが、ならない理由もない。
トランプ・チームが完全に暗号資産(仮想通貨)を受け入れ、デジタル資産の推進派が米政府の要職に指名されたことで、大統領選後の価格高騰に拍車がかかり、すでに記録的な高値をつけている。
暗号資産に友好的なリーダーシップの下、米証券取引委員会(SEC)は暗号資産企業に対する積極的な訴訟を打ち切り、ウォール街の大手銀行と資産運用会社が安心して暗号資産を売買・保有できるようにするルールを策定すると見られている。
訴訟を恐れることなく機関投資家の資金が流入するようになれば、ビットコインの価格は上昇する一方だろう。
By Nikou Asgari
インドのGDPは日本のそれを抜くか?
追い抜かない。
逆転は近く起きる(購買力平価ベースでは、すでに逆転している)が、実現する時期は2025年よりは2026年の公算が大きい。
国際通貨基金(IMF)によると、日本は経済規模がインドより4.7%大きい状態で2025年末を迎える見込みで、インドの成長がこの数四半期に鈍っていることを考えれば、GDP逆転には12カ月以上の時間がかかるだろう。
為替レート次第で違う状況になるかもしれないが、円はすでに弱く、ルピーは強いため、オッズは逆転に不利になっている。
By Robin Harding