ハリウッドの大手映画スタジオの新たな大型M&Aがあるか?

 ある。

 米パラマウント・グローバルは2024年、動画配信の新たな経済学に屈する初のハリウッド映画スタジオとなり、オーナーであるレッドストーン家がテック界の大富豪ラリー・エリソン氏と、映画制作を手がける息子デビッド・エリソン氏に持ち株を売却した。

 次はワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)だ。

 パラマウントと同様、WBDも衰退するケーブルTV事業を抱えている。

 デビッド・ザスラフ最高経営責任者(CEO)は12月に傘下のケーブルチャンネルを別会社化し、アドバイザーとして投資銀行3社を起用することで、ケーブル事業に事実上「売り出し中」の看板を掲げた。

 競合企業への事業売却、もしかしたら米コムキャストから近くスピンオフ(分離・独立)されるケーブルTV事業会社か、またはプライベートエクイティー(未公開株)投資会社への売却がありそうだ。

By Christopher Grimes

CDがレコードと似たような長期的な復活の道に乗り出すか?

 答えはノーだ。

 ぴかぴかしたCDディスクはこれまで終焉の予想を裏切ってきた。

 CDの販売は韓国のKポップにおけるCD人気の高さによって押し上げられている。

 だが、長期的成長の始まりよりは、衰退の終わりとなる可能性の方が高い。

 Kポップでは、CDは主にパッケージのために購入されている(限定版の写真や交流会のゴールデンチケットなど)。

 似たような販売作戦はテイラー・スウィフトのような西側のスターによって採用された。

 だが、マーケティングツールとしてのCDの利用は、レコード風のリバイバルと同じではない。

By Ludovic Hunter-Tilney

同点になった場合のタイブレーカー設問:米国で開催される国際サッカー連盟(FIFA)クラブワールドカップ(W杯)で何点のゴールが決められるか?