1994年から5年間アメリカの大リーグで活躍し、アジア選手最多勝(124勝)という記録を持つ朴賛浩(パク・チャノ)氏は、LAドジャースの後輩でもある大谷選手の大記録について、「こんなに素晴らしいとは! 天は彼に多くを与えてくれた。彼は特別だ。50本塁打-50盗塁は60本塁打-60盗塁という新しい目標を作り、そこまで確実に進むと信じている」というコメントをSNSにアップ、興奮を隠せない様子だった。

 さらに、04年から20年まで大リーグで活躍し、アジア選手最多本塁打(218本)の記録保持者だった秋信守(チュ・シンス、現在韓国リーグのSSGランダース所属)氏は、記者たちから「大谷選手が7シーズンぶりにあなたの記録を越えたが」という質問に、次のように答えた。

「大谷を見ると『人間なのか』と思うほどすごい選手だと感じる。大谷はバリー・ボンズ、ベーブ・ルースらの(伝説的な)選手と比べるべきだ。素晴らしい身体条件を持った選手たちも果たせなかった(50-50)記録をアジア選手が成し遂げたということだけでも尊敬し誇らしい」

K-POPスターたちも大谷を祝福

 日本でも人気の高いK-POPグループ「東方神起」のメンバーのチェガン・チャンミンは自身のSNSに、50-50記録達成後、同僚からの祝福を受ける大谷選手の映像キャプチャーの下に「GOAT」という文字と山羊(英語でgoat)の絵文字、野球ボールの絵文字を使って、短いながら強烈な祝賀メッセージを載せた。

 昨年、「Cupid」という曲で世界的に人気を集めたK-POPガールズグループの「FIFTY FIFTY」は20日午後、メンバー入れ替えて以来初めてのショーケースを開催したが、ちょうどグループ名が大谷選手の50-50の記録を連想させたため、大谷選手の記録達成が彼女たちの新しいスタートにも大きな宣伝になった。