米国では相変わらず小池氏の認知度が高い(写真は6月19日、立候補者4人による共同記者会見で、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
女性軽視ニッポンの「首都・女の戦い」
東京都知事選(7月7日投開票)の選挙戦がスタートし、
3選を目指す現職の小池百合子知事(71)と蓮舫前参院議員(
ともに無所属だが、小池氏は自民、
(bloomberg.com/tokyo-governor-s-race-defined-
世界が注目するのは、東京都のスケールの大きさだ。
東京都の人口は1400万人、都内総生産(GDP)は1兆118
年間予算規模は16兆5586億円(2024年度一般会計は8兆4530億円でこれに特別会計・公営企業会計を加えたもの)で、スウェーデンの国家予算とほぼ同額である。
「
特に小池氏は、米国ではずば抜けて知られた日本女性政治家である。
ワシントン・ポストは18年前、その小池氏を小泉純一郎首相(
「真っ赤な口紅の忍者は、聴衆を前にこう訴えた。『これは改革のための地上戦闘です。この戦闘に勝つか負けるか。
「彼女の武器は、弁舌の爽やかさ、端正な顔立ちと抜群のスタイル、
小泉氏は、この「郵政解散・総選挙」で党内反対派を一掃させ、
選挙の投票日が米国を襲った同時多発テロと同じ日だったため「自爆テロ解散」
小池氏はその「刺客」の一人として脚光を浴び、