ウーバーイーツユニオンもAIの「ご神託」について要望書を提出予定
「唐揚げとカフェラテだけの配達なら、配達料が300円でも我慢できる。でも、2リットル入りの水12本をエレベーターなしの部屋へ運ぶのが300円だったら、泣きますよ」
最近は、配達料より「クエスト」と呼ばれるボーナスを当てにして働く人が多いという。配達の回数が1週間で10回、20回、30回達成されるごとに、1000~3000円程度のボーナスが出るシステムだ。
「配達員はボーナスを目当てに発注数を稼ぐことを目標にしている。そうなると、1件あたりの単価より、短い距離でたくさんの配達をこなす方が割はいい」
ただし、そのボーナスの金額までもがウーバーの神様次第なのだ。
ウーバーイーツの配達員が結成しているウーバーイーツユニオンは、注文依頼のアルゴリズムや報酬額の算出方法を明確にすることなどを求める要求書を、11月25日にウーバーイーツに提出することになっている。