「塾を辞めたい」という言葉から子どもの教育を見つめ直し、母子ふたりでカナダへ。WEBメディア『シンクロナス』から親子留学のリアルを現地からオンタイムで綴るコンテンツ【母子ふたりのカナダ留学】。
中学受験を辞め、改めて見つめ直した子どもの将来。「みんなと一緒が正解」で、行き詰まった中学受験を反省し、日本の教育以外も視選択肢に入れて考える。進むべき道は、地元の公立中学? ボーディングスクール? それとも──。
子供の特性を見つけて、将来の道のヒントにするため、書き出して棚卸し
前回書いたように、日々の忙しさに追われ、周りの情報に流され、子供の本質を見つめることができていなかったダメな母親だった私。
中学受験を撤退して、今後の道が白紙になったあと、新たな道を見つけるために、子供の良いところ、私が子供に望むことを書き出してみることにしました。
子供の良いところを書き出す
・健康。めったに風邪をひかない
・食べ物の好き嫌いがない
・良く遊び、良く食べ、よく寝る
・だれとでもすぐに友達になれる
・明るくて、人を笑わせる
・いつも友達に囲まれている
・元気、ワンパク
・リーダーシップがある
・理科、図工、プログラミングが好き
・初対面の人の中でも堂々と過ごせる
・小さい子に優しい
・やる気になったときの集中力がスゴい
・運動が得意
・人に頼られるのが好き
・学校の先生からよく気づいて助けてくれたと何度も言われたことがある
私の場合だけかもしれませんが、初めての子育ては想像していたものの100倍大変(しかもこんなに大変なことを産むまでだれも教えてくれない)だったので、つい良いところよりも悪いところのほうに目が行きがち。たとえば「夜泣きが大変だった」「勉強が得意じゃない」「ワンパクすぎる」とか……。でも、良いところがこんなにたくさんあったのです。
実際には親としては「叱りたくなるところ8:褒めたいところ2」くらいの割合ですが(笑)、親バカ目線でいいので、とりあえず書き出して見ることが大事だと感じました。