歩廊部分を下から見上げると、上弦から吊り下げられているのがよくわかる。このため、実際に歩いてみると、吊り橋とおなじようなゆらゆら感がある。

歩廊幅員は1.5m 歩廊長は94.7m

 右岸側から橋を渡ってみよう。

 この橋の入口正面のショットを見ただけでも、この橋がただものではないことがよくわかる。

足元は、ノンスリップゴム付きの木床版

 右岸と左岸の高低差が約5mある(左岸のほうが高い)ため、雨でも滑りにくい施工がなされている。写真をみても、少し上り傾斜になっているのがわかるだろうか。

 左に右にと橋はS字にカーブする。上弦と下弦をつなぐ鋼材の角度が微妙に変化していくのがわかる。

この斜めの角度がそれぞれ違う