Aさん「私が午後に行った時、警察はすでに路上にいました。当初は何もしていませんでしたが、そのうち、望平路の両端に検査所を設け、人々がこれ以上入ってこないようにしていました。しかし、望平路には他の道から通り抜けできる店舗が多くあります。地元警察も当然それを知っているはずですが、厳しい規制は敷かれず、人々は次々と望平路に集まってきました」

──抗議運動が始まった後、人々はどんなスローガンを叫んでいましたか?

Aさん「一番多かったのは『PCR検査はいらない、必要なのは自由』でしたね。それから、『皇帝はいらない、必要なのは選挙用紙』や『共産党退陣、習近平は辞めろ』と叫んでいる人もいました」

──上海だけでなく、成都でもそんなデリケートなスローガンが叫ばれたのですね! そのような言葉が叫ばれた時、怖くなりませんでしたか?

Aさん「その時は興奮していて、人々の感情は互いに共鳴していました。当時は人も多く、警察も干渉してこなかったので、怖いと感じることはありませんでした。しかし、『習近平辞めろ』と叫んでいる人はやはり明らかに少なかったですね」

警官に向かって「政府は吸血鬼だ!」と叫ぶ女性

──抗議運動の中で、印象深かったことはありますか?