中国における白紙運動はすぐさま収束したようであるが、人の心は、掲げていた白い紙を下ろしても簡単に変わるものではない。白紙運動は、天安門事件以来、唯一、中国全土で政治的スローガンが叫ばれる抗議運動となった。 中国人は一体どのように白紙運動に参加し、この抗議運動をどう見たのか。白紙運動で浮き彫りになった注目すべき点とは。昨年(2022年)11月27日に成都で起きた白紙運動に参加した友人の中国人(以下、Aさん)にインタビューを行った。Aさんは30代後半の男性で成都出身、既婚者であり中小企業経営者である。 しかし、私は商売をしているので、ここ数年は非常に苦しいです。コロナ前は経営はうまくいっていたので
中国は民主化すると思いますか?「白紙運動」の参加者はどう答えたか
中国のネット検閲を壊すこと、それは「21世紀のベルリンの壁」の崩壊
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