クレヨンしんちゃんにまで派生したポケモンパンブーム

 意外なことに、第2次ポケモンパンブームはクレヨンしんちゃんにまで派生している。

 4月20日付けの文化日報は、「3月30日から4月13日までの半月間、三養食品の菓子『しんちゃん』の販売量は30万個で、昨年同期比52%増加した」と報じた。こちらもポケモンパン同様、菓子に同封されているシール目当てに販売数を伸ばしており、中古インターネット取引サイトでは消費者販売価格の2~3倍を超える価格で対象シールが取引されている。

 文化日報は、ポケモンパンの人気が日本製ビールの輸入量も増加させているという話にも触れている。2019年7月から始まった日本製品の不買運動で日本製ビールは販売量が激減したが、同紙によれば、ポケモンパンの大ヒットで、日本製品に対する拒否感が減少しているようだ。

ポケモンパン
同封されているシール