お見合い業者の粛正を提案した捜査機関

 この事実が最高指導部に報告されると、北朝鮮最高指導部はマダンパルとクモの手に対する検閲を指示し、また、彼らを通じて見合い結婚を行った党幹部や行政・経済幹部の調査を並行した。

 その結果、相当数の党幹部と行政・経済幹部が平壌や地方の金主と姻戚関係を結んでいたことが明らかになった。北朝鮮政府はマダンパルやクモの手が、韓国の結婚仲介業を見習って大々的な仲人業を行ったことを問題視した。

 その後、捜査機関が粛清を提案したが、最高指導部は「見合いは昔からある慣習で、非社会主義だとして粛清するのは行き過ぎだ」として「注意警告」で決着した。

 金与正氏が組織指導部副部長のために善処したという噂も一部であるが、北朝鮮の人々が依然として見合いを肯定的に見ていることは間違いないようだ。やはりどの国でも政略結婚に本当の幸せはないのかもしれない。