この界隈では、茶トラの猫をよく見かけました。
生活用品を売る店や土産物店などがある通りにも茶トラ猫。
ここで出会った母子猫たちも茶トラでした。
猫の世話をしている人の話によると、オレンジという名の、大きくて堂々とした風格のボス猫がいたそうです。2年くらい前から姿を見なくなったので、おそらく死んだのだろう、とのこと。「オレンジがボスになってから、茶トラ猫がふえた気がする。この子猫たちもきっと彼の孫かひ孫だわね。もうオレンジがいないと思うと、大事にしなくちゃね」と、しみじみ話していました。
メディナの小道でたたずむ猫は、だれかの帰りを待っていたのでしょうか。