5G対応端末の全スマートフォン出荷台数に占める比率は2020年時点で8.9%(1億2350万台)。これが2023年に28.1%になるとIDCは予測している。

 別の調査会社である米ガートナーも、市場回復の頼みの綱は5Gだと指摘している。ただ、IDC同様に、対応端末が普及期を迎えるのは2023年だという。

 ガートナーのレポートよると、これまでのところ米国や韓国、スイス、フィンランド、英国の一部で5Gの商用運用が始まったという段階。

 通信事業者がサービス対象地域を広げ、多くの都市圏をカバーするにはまだ時間がかかるという。

 ガートナーは2020年までに、世界の通信事業者の7%が5Gの商用サービスを始めると予測している。また、2020年における5G対応端末の全携帯電話販売台数に占める比率は6%。つまり、この時点でもまだ導入期という段階。

 その後、通信サービスエリアが拡大し、端末の機能が向上するとともに、価格が下がっていく。こうした段階を経て、ようやく成長期に入るという。5G端末の販売台数比率が5割を超えるのは2023年と見ている。

スマホの世界出荷台数、2019年は13.7億台

 なお、IDCが予測する2019年のスマートフォン世界出荷台数は13億7110万台。今後年平均1.1%の伸び率で推移し、2023年の出荷台数は14億8450万台になるという。

 2019年のOS別の出荷台数比率は「Android」が87%、「iOS」が13%。2023年になってもこの比率に大きな変化はないと予測している。